近年、在宅医療の進歩により、病院でしか行えなかった点滴療養(中心静脈栄養法輸液)が、ご自宅で行えるようになりました。
このとき用いる点滴薬剤の調製には、クリーンルームを利用した無菌調製が必要となります。
無菌調剤とは、一定の無菌環境が保たれた無菌調剤室(クリーンルーム)において、患者様が使用される高カロリー輸液や医療用麻酔注射薬などを行うものです。
持続点滴が必要な方に関しましても、安心してご自宅での療養が行えるように無菌調剤室にて調製しております。
県内で初めて薬品を管理する最先端ロボットを導入しました。 処方箋のデータに基づいて必要な薬品を取り出すほか、自動で棚を整頓します。 薬剤師が担っていた業務を効率化し、団塊の世代が全員75歳以上になる2025年を見据え、 需要が高まる在宅医療に人手を振り向ける体制を整えております。
装置内には3500の薬品箱を収納できます。医療事務員がパソコンに患者様の処方箋データを入力すると、 ロボットアームが自動で薬品を取り出し、出庫口に配送。 昼夜を問わず使用頻度や期限に応じて最適な並び替えを行うため、効率的に在庫管理できます。
スタイル薬局ではFUJIFILMの一包化監査機を導入しております。 独自の写真技術で どんなに形・大きさ・色が似ている薬であっても薬の成否を判別します。
施設様によっては、薬局から届いた薬を看護師の方が再度チェックする場合がございます。 しかし、一包化監査機による確認があればその作業も必要ございません。 チェックに費やしていた時間を他の業務に振り分けていただけます。