薬剤師の仕事に夢や希望を持ち、就職活動をされていることでしょう。
インターネットの普及や技術革新に伴い、薬局・薬剤師を取り巻く環境は大きく変化しています。また少子高齢化・高度医療の登場など社会保障費は膨らみ続けています。そんな中、セルフメディケーションを推進していく上で薬剤師はヘルスケアのプロフェッショナルとしての役割も重要になっています。薬局で健康について相談するのが当たり前になる時代はすぐそこまで来ているのではないでしょうか。
薬剤師の仕事は以前にも増して、高いコミュニケーション能力が必要となっています。専門的な知識は当然のこととして、患者さんにとっての最適解を見出すためにはコミュニケーション能力は欠かせません。人間力向上に向けた研修を積極的に行っているのはそのためです。社内・社外問わず、円滑なコミュニケーションが出来てこそ良い仕事が出来ます。共に働く社員が力を発揮できる場を創ることが私の役目だと思っています。
積極的に調剤機器を導入している理由もその一つです。
散剤を自動調剤するロボットやクラウド型電子薬歴を県内でいち早く導入しました。大きな決断ではありましたが、導入によって対人業務に時間を使える環境が整ってきました。どんなに機械化が進んだとしても薬剤師が活躍する場はなくならないと考えています。時代の変化とともに私たちも変わり続け、薬剤師としての使命は変わらず全うしていきます。